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みず?ぶろぐ

六命ことSicx Livesのいち参加者によるだべり

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日記41日目

≪41日目≫
遺跡の外の一日。

庭の花は、必要なものはドライフラワーにして残したり、エキスを抽出したりしておいた。
様々な花の香りが身体に染み付いて、しばらくの間は鼻が麻痺してそうだ。
ついでに、そろそろ世話になると思うので毒草の管理もやっておいた。

-------------------------------------------------------------
≪41日目?≫

 結局、言うだけ言って帰っていった。
 俺より一途で、俺より優しい、そして俺より強い……どこかの世界の俺。


 彼女は、ネアリカと別れる道を選ぶべきだったと暗に言っていた。
 それは、彼女がその選択をしたということ、だろうか。
 ネアリカの可能性を俺なんかが潰しちゃいけないと。

 それは、俺も考えていた事だ。
 だから、理解は出来る。
 感情は、その通りには動かなかったけれども。


 …………。
 そうだな。

 今の俺は、赤い島での俺と何も変わらない。
 心のまま動くために、理由を付けていただけ。
 そうやって、自分を誤魔化していた。

 感情的になるのは危険だと思っていた。
 悪い結果しか生まないと、拒否していた。

 彼女が俺へ向ける目は、少し前の俺が、赤い島での自分に向けていたものと似ている。
 安易な選択をしたように見えて、それが許せなかった。

 好きなら、巻き込むべきではなかった?
 そうかもしれない。そうでないかもしれない。
 でも、俺は後悔していない。
 一緒に歩んでくれる人がいるのは、とても幸せなことだから。
 
 ……俺は、ようやく、過去の自分を許す事が出来る。
 道を外れて許せないのは自分だけ。
 道は沢山あったのに。

 別の道を歩んでも、休憩しても、時々は振り返っても、誰も文句は言わない。
 それが明日への糧になるなら。
 父が教えてくれた術にも、そういう意味が込められていたのに、
 俺はずっと気付けなかった……。

 
 鎖は、ただ、俺とネアリカを繋いでいるだけ。
 ネアリカを知って、俺は自分では絶対に選ばない選択肢さえ表に出した。
 俺は、一秒でも長くネアリカと一緒に生きていたい。
 そして、笑っていたい。

 その想いが生きる力になるなんて、そんな甘いことをは言わないけれど、
 孤独に生きるよりは、前向きで、それはとても人間らしいじゃないか。
 


 彼女が作り上げたものは、誰も鎖で縛っていない、自由な世界なのだろう。
 だから、こんな所にも来る事が出来た。
 でも、彼女ほどの強さがなければ、それは不可能だ。
 そして、それが出来てしまうのは悲しいこと。
 
 別の世界に生きる俺である彼女は、俺のことが好きではないようだけど、俺は好きだ。
 頑張って、生きて欲しい。
 俺より、ずっと長生きして欲しい。
 でも、俺だって、負けない。

 矛盾しているけど、それが今の俺の正直な気持ち。
 俺は一人じゃないから。
 

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