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みず?ぶろぐ

六命ことSicx Livesのいち参加者によるだべり

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日記35日目

≪35日目≫
話し合った末、一度ここで遺跡外に出ることになった。
今いる地点からさらに東へ向かうとすると、
体調が持たない可能性があるからである。
迷いの森は、どこが迷いの森なのか分からないという結論になりそうだ。
(噂では、集団が東へ向かったそうだ)


-------------------------------------------------------------------

≪35日目≫

 一人で水辺を歩く。
 湖を右手に、森を左手に。
 
 遺跡内で通用する方位磁針があれば、道に迷う事も無い。
 真っ直ぐ西へ。
 しばらくは、森に入ることも湖に入ることもなかった。

 しかし、湖が突如行く手を遮る。
 そこが、俺の終着点だった。

 じゃばじゃばと俺が立てる音が響く。
 まるで、俺以外に生きている者がいないような、とても静かな時間。
 水の中で足を止め、空を見上げた。
 もう、遺跡の中でも日が暮れる。
 
 
 迷いの森の北が湖にぶつかった後、俺達は付近を散開して捜索する事になった。
 情報はあるだけ有利だ。
 九人がバラバラに動いて、後で情報を持ち寄れば、それなりのものになるだろう。
 
 今思えば、完全に一人で動くのは初めてだった。
 遺跡外へ戻る意思があったため出来たことだが、
 この広い空間に一人きりというのは、やはり不安になる。
 
 森の中を突き進んだ者は大丈夫だろうか?
 ……彼女は一人、森の中に残っているはずだった。
 




 俺は、他人にあまり関心を持つ事が無い。だから、好きになる事も、嫌いになる事もない。
 ただ、一人でいるのが好きかというと、それも違う。
 魔術の話など、興味のある話なら、延々とやれるだろうから。

 それでも、家族は、少しだけ特別な存在だ。
 両親も兄も……一応姉も、ずっと俺の味方でいてくれた。
 それなのに、俺はそんな家族に酷い事を言ってしまった。
 迷惑も沢山かけた。

 だから、冷静になって、感情的になった事を後悔するくらいなら、
 それは出来るだけ抑えていこうと、苦しんで、壊れそうになる中で思った。


 

 そんな俺が彼女……ネアリカの事が気になり始めたのは、些細な会話からだった。
 その時は、まだ興味が湧いてきた程度。
 それでも俺にとっては珍しい事だ。

 ──ただ、今のような気持ちになるとは思っていなかったけれども。
 

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